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放射性物質盗まれる ビデオに不審な男

文部科学省は7日、千葉県市原市の検査会社「非破壊検査」東京事業本部で、放射性同位元素「イリジウム192」を密封した容器1個がなくなったと発表した。

 事業本部によると、5日午前1時40分ごろ、保管庫を映した防犯ビデオに容器を持ち出す不審な男が映っていた。千葉県警市原署は窃盗事件として調べている。

 盗まれたのは放射線透過検査装置に使う線源。容器はステンレス製の円筒形で、直径約25センチ、長さ約40センチ、重さは約20キロ。イリジウム192が漏れて、約1メートルの近さで被曝(ひばく)すると、20時間で嘔吐(おうと)などの症状が出て、60時間で命にかかわるという。

 盗まれた容器は、普通の鍵とカードキーの2種類の鍵で施錠された保管庫に置かれていた。

 事業本部によると、7日午前7時ごろ、出勤した社員が28個あるうちの1個がなくなっているのに気付いた。保管庫の鍵は壊されていなかった。

 鍵は事業本部に隣接する社員寮の廊下にあるダイヤル錠のついたケースに保管されており、紛失していなかった。寮は24時間出入り自由だった。

 事業本部は「イリジウムの現金化は困難。検査以外の使い道もなく、何の目的で盗んだのか分からない」と話している。

2008/04/08 産経ニュース

換金性の有無に関らず盗られていけない物がある場合には、監視カメラと平行して入退室管理を行いましょう。

2008/04/08


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