山間のゴルフ場を転々として現金などを盗み、夜間は山の中に隠れていた「山賊」のような男が2日までに、広島県警三原署に窃盗容疑で追送検された。
男は通算約3年半にもわたって北は長野から西は山口まで19府県を移動しながら200件以上、総額約950万円相当の盗みを繰り返していたというから野生動物並みの体力の持ち主だ。
◇ターゲットはコース中の茶店
ソマリアの海賊に世界的警戒の目が向けられる中、なんと日本では「山賊」の存在が明らかになった。
追送検されたのは、住所不定の無職、A被告=窃盗罪で公判中=。2005年2月3日、山口県岩国市通津のゴルフ場の茶店に侵入し、おでん27本など食料品33点(約7500円相当)を盗んだ疑いなど25件が対象だが、犯行は分かっているだけで、2002年から昨年まで通算約3年半、なんと216件にものぼる。
狙うのは「石材工場や駅などもあるが主にゴルフ場」(捜査関係者)で、ゴルフ場のコース途中にある茶店が格好の標的になった。
夜間、窓ガラスを壊して侵入すると冷蔵庫を開けて“とりあえず”のビール。さらに酒を飲んだり、食材があればチャーハンなどを作って“腹ごしらえ”をして、最後は現金を物色。そのあとは「真っ暗な山の中に逃げ込んで、夜が明けるまでじっと隠れていた」(同)という。
山間部ばかり狙ったのは「山の中に逃げれば職務質問されることもない」からと供述。
寝袋持参で冬は落ち葉を体にかけて寒さをしのぎ、登山道やけもの道を使って数日かけて山から山へと移動。
その後はバスなどの公共交通機関も利用して次の目的地近くまで移動を繰り返していたというから、「文明の利器」もしっかり活用していた「近代的山賊」だ。
しかし、別の「文明の利器」コンビニがA被告にとってアダになった。
昨年7月に三原市内のコンビニで夕飯を買って食べた後、侵入した同市内の会社敷地内でうっかり眠り込んでしまい、建造物侵入の現行犯で逮捕された。
捜査関係者は「さすがに長期間、山中を歩き回って疲れていたのかもしれない」と話している。
今回の山賊は年間に約2,700,000円、1件につき約47,500円を窃盗から収入を得た事になります。
毎朝眠い目をこすりながら満員電車に揺られて、嫌いな上司に怒られながらも、やりたくもない仕事を給料の為に一生懸命やってる僕の連れより多いです。
今回の犯罪は3年半の間辛い事を頑張った訳ではないので野生動物並みの体力の持ち主という訳ではなく、人の迷惑を一切考えない、ただの我がさえ良ければいいだけの今の犯罪者の象徴で、単に捕まらなかったから犯行を積重ねただけに過ぎません。
被害に遭う事で盗る盗られないだけでなく、大切な場所が見知らぬ者に侵入されたショックも受けますので、防犯対策は必要不可欠です。




