全国の警察が今年1~6月に認知した刑法犯のうち、強盗やひったくりなど金銭目当ての犯罪が昨年同期より大幅に増えたことが16日、警察庁のまとめで分かった。刑法犯全体が4.6%減の83万8355件と7年連続で減った中で目立っており、同庁は「景気悪化が要因の1つと考えられる」としている。
認知件数はほとんどの罪種で昨年同期より減少したが、強盗は17.5%増の2399件。このうち、コンビニ強盗は487件で65.6%増え、路上強盗も12.1%増の752件だった。
窃盗は全体が3.4%減の63万4669件で、上半期の統計が残る1989年以降で最少となった。空き巣や車上狙いなどが大幅に減る一方、ひったくり(14.8%増の1万189件)、万引き(6.4%増の7万6076件)、オートバイ盗(11.6%増の4万230件)、自転車盗(4.2%増の17万6694件)など「比較的手がけやすい犯罪」(同庁)が大幅に増えた。
詐欺は31.0%減の2万3660件で、減少分の7、8割は振り込め詐欺だった。殺人は561件で13.3%減った。
7月17日5時14分配信 時事通信




