10月14日19時54分配信 産経新聞
盗んだワゴン車を乗り捨て、鈴鹿山系に逃げ込んだものの方角を見失って5日間、山中をさまよった男2人が14日、窃盗の疑いで、滋賀県警東近江署に逮捕された。2人は「この山を越えたら逃げられると思ったが、越えても越えても山また山だった。川の水を飲んで空腹をしのいだ」と疲れ切った様子だったという。
同署によると、逮捕されたのは住所不定、無職の池野秀孝容疑者(30)と、岩田明幸容疑者(24)。逮捕容疑は、2日から8日の間、名古屋市緑区の駐車場から土木会社経営の男性(58)のワゴン車1台を盗んだとしている。2人は土木会社の元従業員で、駐車場近くの同社の寮から鍵を盗んだらしい。
盗んだワゴン車で10日午前2時半ごろ、名神高速八日市インターを降りたところを東近江署のパトカーに見つかり、鈴鹿山系方面に逃走。
2人はそのまま林道に車を放置して鈴鹿山系の深い山中へ。14日正午ごろ、地元の住民から「不審な男2人がいる」との通報があり、同市和南町の山中で緊急逮捕された。
それまでの約5日間、2人は方角を見失って山の中をさまよっていたらしく、池野容疑者は逮捕時に半袖シャツ姿で裸足だったという。




