防犯機能の付いた自動販売機を壊したとして愛知県警豊橋署は28日、運送会社に勤務する同県高浜市の少年(19)を器物損壊容疑で現行犯逮捕した。少年は容疑を認めているという。
容疑は28日午前1時13分ごろ、同県豊橋市岩田町の岩田運動公園で、園内に設置されている防犯機能が付いた清涼飲料水自動販売機のセンサーライトをハンマーで壊したとしている。
自販機は110番通報装置や防犯カメラ付きで、08年10月10日に全国初の試みとして設置された。設置3日後の10月13日以来、カメラが壊されたり側面にスプレーで「監視社会」と書かれるなどの器物損壊事件が4件発生していた。
同署の調べに対し少年はこの4件について「監視社会に反感を持っていた」と認めているという。2年前から地元の駅や自転車置き場でも防犯カメラの配線を切断したり、スプレーをかけたとも話しているという。
【中島幸男】
毎日新聞 2009年6月28日 18時42分より抜粋
皆様はこの自動販売機をご存知でしょうか?設置当時から何かと「監視社会」の象徴のといった印象で
ひどい目に遭ってきたこの自動販売機。防犯カメラの設置により劇的に犯罪件数が減るといった「功績」と、
公的な場所での撮影は肖像権、プライバシーの侵害だとする「罪過」…。実はこの両立には我々も頭を悩まされます。
弊社で防犯カメラを設置した際にも、どうしても公的な場所がカメラのフレームに入ってしまうこともあります。
そういった場合は「カメラ画像利用目的シール」を目立つ部分に貼り、防犯対策としてのみ映像を使用することを周囲に強調するようにしています。そういった対策と、何より設置先のお客様やその周囲の方々のご理解・ご協力により今まで苦情やお叱りを頂いたことは私の知る限りございません。
結局のところ、これだけ防犯カメラが浸透した社会で、この自動販売機だけがやたらと目の敵にされる理由は
「マスコミに取り上げられた」ことに尽きる気がします。ある意味報道被害とも言えるかわいそうな自動販売機…そんな思いに駆られてしまうのは私だけでしょうか。




